2009年07月03日

184.可愛らしい

真人とスーザンがもう一度満足した時間を過ごすと、暫くしてからだを離し、風呂に入った。
風呂上りにキスを交わしていると、スーザンは「もう一度、・・・駄目?」と言ったけど、スーザンが搭乗するフライト便の手続きに間に合わなくなりそうなので、なだめて食事をすることにした。

レストランでビッフェスタイルの朝食に臨んだ二人は、食欲旺盛で呆れるほどよく食べた。
食後のデザートからドリンクまで、長い運動の後に相応しいフルメニューを楽しんだ。
「近くにジュエリー店があったよな。アクセサリや小物を売っているから寄っていこうよ、スーザン」
「洒落たお店だったわ」
「そこで、スーザンに何か買ってあげるから、欲しいものを言ってくれないか」
「あら、嬉しいわ。じゃあ、見てから決めるわね」
スーザンは、からだを揺らし始めた。いつもの陽気な表情に戻っている。
「マサト、手紙書いてね、待っているからね。ワープロじゃ駄目よ。ペンで書いてね」
写真と一緒に出すよ。
二人は、朝食時間のリミットぎりぎりまで粘って食べ終え、そこを出ると部屋に戻り、帰り支度をしてチェックアウトを済ませた。
貴金属店に入ると、スーザンは欲しい品を捜し求めて、店内をくまなく歩き回った。
「欲しいもの決ったかい、スーザン」
ネックレスにするか、ブレスレットにするか、迷っているの、・・・」
真人は、スーザンが決めかねている品の両方を見たら、天然石をちりばめたブレスレットも、少し太めの十字型のシルバー製ペンダント付ネックレスも気品が漂う一品なので奮発することにした。
「どちらも、スーザンに似合いそうじゃないか。両方買ってあげるよ」
「うわあ、うれしい。本当にいいの、・・・」
「いいよ。大好きなスーザンに是非身につけて欲しいよ」
「ありがとう、マサト。うれしい〜っ、・・・」
「向こうにあるポシェットも可愛らしいから、買ってあげるよ」
真人の言葉で、スーザンはポシェットを見に行った。
「本当だ、可愛らしいわ」
「気に入ったかい?」
「うん、気に入った、欲しい・・・」
真人は、うれしくてたまらない表情で、からだを揺らしているスーザンがあどけなく、可愛らしくなってきた。
posted by シーサン at 13:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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