春子はホテルで待っていた。
「今、シャワ―を浴びて寛いでいるところよ、真人も一旦戻りなさい」
春子の意見で、真人はホテルへ戻り、着替えて出直すことにした。
春子はバスロ―ブ姿で、真人の帰りを待ちわびていた。
真人もシャワ―を浴びて部屋へ戻ると、冷たい飲み物で喉を潤した。
「仕事は順調だったようね、真人の顔を見て直ぐに分かったわ」
「すべてが、想定以上にいい結果が得られたので、満足しているんだよ」
「そうお、良かったわね」
そう言うと春子は、真人の腕をつかみベッドへ誘った。
「少し休んでから、出かけましょうね」
そう言いながら、春子は早くも着ているものを脱ぎ捨て、ベッドに横になった。
真人も春子に続いて裸になりベッドに入った。
求め合う気持ちに変わりはない。
全身で肌が触れ合うと、後は感情の高まりを抑えきれず、二人は夢中になってからだを動かした。
真人は、春子のからだが満足いくように、繰り返し濃厚な行為を続けた。
春子はからだを揺らし、堪らず何度も悦びの声を上げ続け、待ちきれずに真人のからだを引き寄せた。
深く交わると春子は、思い切り真人を抱き締め、悶え続けた。
春子のからだは熱くなり、体内は強く激しく躍動している。
「真人、夕食までこうして抱かれていたい」
「いいよ春子、・・・」
真人は、春子の気持ちに背いてまでも、観光をしたいという思いはなくなった。
春子が望むとおりの楽しい時間を過ごそうと思った。
そうすることが、二人にとって今は、いちばん好ましいと思ったからだ。
2009年10月26日
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